2006年9月5日火曜日

山中湖バス釣り:活性の低いバスを三匹釣った!

今日は三匹。これは大手柄。何せ今日のバスの釣れない日だったそうだから、この悪条件下で三匹はたいしたものなのである。

朝、桟橋に行ってフォールさせると、リアクションがない! 普通の日は朝一番のフォールには必ず反応するのだが、今日はおかしい。いろいろやって、ようやく見るからにウブな小さいやつを最初の一匹。でもその後が続かない(釣れないのはいいのだが、リアクションがないのはまことに困る)。桟橋の先の方で大きいのが一匹だけ現れたが、どうしても食おうとしない。

場所を変えることにして、手こぎボートで北や南に行く。ストラクチャーぎりぎりにルアーを投げて落とすが(自分ながらいい位置だと思うキャストでも)まったく反応がない。こう言う時は新兵器。昨日買った JAVALLON 110 を試すことにする。これは「今まで体験したことのない全身駆動型フルボディーアクションで今まで不可能とすら思われていたビッグジョイントプラグの威力……」といううたい文句のすごく高いワーム。少なくとも一匹はいることが分かっている山中湖ヨットハーバーの桟橋に戻り、これを試す。

何回フォールさせても、反応がない。なんかゆらゆら動くので、見ていても迫力がないなーと思う。おまけにすぐ壊れる。これはダメだと諦めて午前中はやめて帰ろうとした時、グッドアイディアを思いつく。テキサスリグでフォールさせるのだ! 

さっそく付け替えの作業をしていると、センターフィールドの川原プロがでっかいバスボートに乗って現れる。「今日は釣れないですね」とのご託宣。そうか釣れないのが当たり前なのだ! でも、テキサスリグなら絶対に釣れるはずだ。桟橋の下にいることは分かっているし、バス君も相当じらされ続けているから。

重いテキサス用シンカーの挿入完了。絶対釣れるとの確信のもとに、桟橋の先からゆっくりフォールさせる。見事に一発で掛かりました。30センチ。テキサスリグはシンカーが先に落ちるので、ルアーはそれに引っ張れる形でトリッキーな落ち方をする。バス君は JAVALLON 110 なんて見たことがなかったので食いつきたい一心でガマンしていたのだ。散人の作戦大成功!

昼になると暑くなったので、お弁当を食べて、図書館で新聞を読んで、帰ってシャワー。昼寝。

夕刻再びボートを出す。川原プロがまたバスボートを近づけてきて「今日はあまり釣れませんね」と。みるとバッドワイザービール缶・ルアーで釣っている(あんなのでは素人は絶対に釣れそうにない)。プロとアマチュアのレベルはまったく違うのである。脱帽。

いろんなところを投げまくって、漕いで移動。とても運動になった。最後に桟橋から。6時の時間ぎりぎり。最後はやけくそで、それまで何度もずる引きして食わなかったウィードエリアの上に遠く投げて、思いっきりのスピードで引く。テキサスリグでグラビングバズだ。水深30センチぐらいのところを高速で引いてくると、何とびりびりとした当たり。ウィードかと思ったがもく一度ぶるぶる。バスだ。一呼吸置いて思いっきりフッキングすると、掛かりました。三匹目。30センチ。

今日のバスは昨日の元気の良いのとは違って、いずれもとても大人しい。ランディングしたのちも格闘することはなかった。「ハリ取ってあげるからお口を開けて」といえば素直に口を開ける。活性が低いのだ。

散人なりに考えると、今日の風が原因ではないか。山中湖はいつも日中は南東の風なのだが、今日に限って北西の風。午後から南に変わったものの、いつもと違う風のために湖上の水流に変化が生じた。一種の「オータム・ターン・オーバー」現象で、湖底の酸素含有量の少ない水が表面にわき上がってしまい、バスの活性が低下したとの散人仮説。一度、川原プロにこの仮説を聞いて貰おう。

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